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楽しまなっ!

■■■Monday あらいぐま━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            2014年10月27日発行   Vol.13(通巻586号)
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 「じぇじぇじぇ!」や「こぴっと」は私たちの会話によく登場するし、夜
間の会合に「こんばんは!」と参加するより「おばんです」と行けば会場の
空気も和む。そして、最近、若者のあいだに関西弁が流行っているらしいし、
フェイスブックというSNSには関西弁バージョンもある。「イイネッ」は
「ええやん」がし「コメント」は「つっこむ」だ。違和感がない訳ではない
が、所詮、遊びやろ!

 先日、学生時代に生活していた寮の同窓会があった。集まった6人の出身
地は南から、鹿児島、宮崎、愛媛、岡山、群馬、秋田という「地方」ばかり。
戦後のベビーブーマーは皆、志をもって東京へ出てきたんやなあ。で、その
6人の会話だが、当然、標準語である。が、郷里へ戻った岡山、秋田からの
友人のそれには、そこはかとない訛りの匂いが漂う。そして、それが、久し
ぶりという時間の経過を教えてくれ、再会の喜びを大きくしてくれる。いや、
あの晩は楽しかった。

 で、方言の時代だそうだ。地方創生がそれに拍車をかける。私も自転車で
日本一周などと宣言し、走り始めたおかげで、地方の素敵を多々見聞してき
た。そして、いつも思った。こんな素晴らしい場所から、皆、都会になんて
出ていきたくないんやなあ・・・と。そんな素敵に存亡の危機が迫っている
らしい。なんとかせな、なあ!

 ところで、わしは最近、関西弁(もどき)に凝っとるんや。なぜかのお、
気持ちを正確に表現できるような気がするんや。わしは「おもろい」なん
て言葉をしゃべったことはないし、これからもしゃべらんやろう。でも、書
くことはでけるし、そのほうがよお伝えられると思うことがある。と、書い
ているが、ほんまもんの関西弁使いは、きっと、にがにがしく思うとるんや
ろうなぁ。まっ、そこは堪忍しとうて!あんたかて、外国人の日本語には寛
容やろ?言葉は大切や。でも、素晴らしい遊びの道具や。楽しまな、なっ!
※あまちゃん!
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プロフィール

あらいぐま

Author:あらいぐま
峠は越えたが、目指すは生涯現役。趣味である旅行や自転車、音楽のことを中心に綴っています。

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