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Go!Go!あらいぐま!

団塊世代あらいぐま。楽しいことを求めて出没の記録。

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ゾッコン!ドップリ!垣谷美雨!  

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        2019年8月12日発行 (通巻832号)
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 原田マハにハマって以来、近藤史恵とか、有川浩(ありかわひろ、女性で
ある)とか、今野敏…とかを遍歴し、今、垣谷美雨(かきやみう)という、
これも女性作家にゾッコンである。とにかく刺激的なタイトルに惹かれて1
冊を手にしたのだが、読みだしたら最後、止まらない…という状況を久しぶ
りに味わった。それほど面白いのである。身につまされるのである。そして、
笑えるのである。制覇した書のタイトルを列挙してみると…
●老後の資金がありません
●七十歳死亡法案、可決
●夫の墓には入りません
●夫の彼女
●ニュータウンは黄昏れて
●農ガール、農ライフ
●後悔病棟(読書中)
●子育てはもう卒業します(読書中)
タイトルを並べるとよく分かるが、全て、少子高齢化、年金不安、介護、食
料等々、現代が抱える問題をテーマとしている。だから、読んで身につまさ
れること多々。怒り、悲しみ、喜び、泣き…を繰り返すのであるが、最後に
は明るい気分にさせてくれるのが垣谷マジックだ。

 テーマもさることながらマジシャン垣谷の繰り出す技にも驚かされる。ひ
とつを挙げると、「夫の彼女」では私と私の夫の彼女の心が互いに入れ替わ
ってしまう。そして、私が彼女の、彼女が私の毎日を入れ替わって過ごすこ
とで互いの気持ちを理解し合うようになり…という展開なのだ。こんな奇想
天外な技を繰り出されたら、もう、読むっきゃ無いでしょ、最後まで…とい
う気分にさせられてしまうのであるよ!んで、ドップリ状態はまだまだ続く
と予感している。だってまだ、こんなネタが待っているのだから…
●竜巻ガール
●うちの子が結婚しないので
●四十歳、未婚出産
●姑の遺産整理は迷惑です
●あなたの人生、片づけますetcetc
※「七十歳死亡法案、可決」の表紙。新聞記事風でリアリティがある。
70歳

 最後に白状すると「七十歳死亡法案、可決」は実際、読んでいてとても辛
かった。もし、それが現実ならば、私の余命はあと2年なのだから…。だか
ら、70歳超が多い友人たちには勧めにくかった。が、どれにも素敵な結末が
待っていることを強調して勧めてしまおうと思う。新刊である必要はない、
BOOKOFFでぜひ垣谷ワールドへの扉を叩いてほしい。あなたがドップ
リとハマっても責任は取れないけど…。暑さ対策にも、垣谷、オススメ!

Posted on 2019/08/12 Mon. 11:19 [edit]

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男子、厨房に入らば・・・。   

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        2019年8月5日発行 (通巻831号)
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 イタリア映画「家族にサルーテ!」を観た感想は先週のこのメルマガで述
べたが、その美味しそうな(時々、騒動でテーブルは散乱したが)食事はま
だまぶたに浮かんでくる。そして、ワイン…。豊かさとはこういうことを指
すのではないか、とも思う。そんな余韻の残る中、今度は食事がテーマのド
キュメンタリー映画を観た。タイトルは「厨房男子」。そう、かっては入る
べからずと言われた女性の城に侵入した男たちの物語である。

 映画には総勢60人の厨房男子が登場する。フレンチの匠、カレー名人、
山菜採り、パン職人…エトセトラエトセトラ。それぞれがこだわりを持ち、
ああ、こんな風にできたら愉しいだろうなと、ちょっぴり夢を見させてくれ
るが、私を厨房へと最も駆り立ててくれたのは平均年齢75歳を越えるとい
う45人のおっさん達であった。

 彼らは愛知県大府市という人口9万人強の町に住む、定年退職後のおっさ
ん達である。そんな彼らは行政主催のメンズカレッジに通い、そこで厨房に
入り、コロッケ作りを学び、なんと、地域に貢献しようと、夏祭りで大量
2500個のコロッケ作りに挑戦したのである。2500個の量を想像してほしい。
材料はウン百キログラムというレベルで必要になる。作業はじゃがいもや玉
ねぎを育て収穫するところから始まるからほぼ1年がかりのプロジェクトと
言っていい。市の施設の調理室で準備を開始し、夏祭りのテントの中で揚げ
る。したたり落ちる汗…しかし、こども達の「美味しい!」の声に疲れも吹
き飛ぶ…と結末はお約束どおりなのだが、それでいい。地域の役に立つため
に奇をてらう必要は全くないのだと教えてくれる。

 第三の場所という言葉が流行った時期があった。職場や学校でも、家庭で
もない、自分が自分らしくいられる場所を指すのだが、それに動作が伴わな
いと場所としてなかなか定着しない。社会的な位置までも確保できた45人の
おっっさんにとって、厨房は格好の第三の場所になったのではないかと思わ
れる。男子、厨房に入ると…ざわめきが起きるかも…。
※「厨房男子」のワンシーン。おっさんがコロッケを作っている。
厨房男子のワンシーン

※10月頃、「厨房男子」の上映会を計画しています。詳細が決まり次第お知
らせします。厨房の魔力に触れてみたい方は、乞う、ご期待!

Posted on 2019/08/05 Mon. 14:59 [edit]

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ああ、イタリアには住めんな~。   

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        2019年7月29日発行 (通巻830号)
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 先週の月曜日、東北新幹線に乗って新青森へでかけた。仕事は火曜日、つ
まり1日先乗りして青森を味わおうという作戦である。平日の下りは空いて
いる、ある書き込みでは「ガラガラ」とあったのでチケットは当日の購入に
決めていたのだが、危なかった!ほぼ満席!3列シートの真ん中席がいくつ
かしか空いていないのである!両側にはどんな人物が座るのか?大いに気に
して大宮駅で乗り込めばC席は30代の細身サラリーマンで、ホッ!窓際A席
は…まだ来ない!が、A席は仙台で埋まり、こちらはちょっと太めのサラリ
ーマン風。二人の男子(おのこ)に挟まれて、新幹線は窮屈だったとしか印
象がないのはちょっと残念。

 新青森駅で奥羽本線に乗り換え、昼過ぎ、青森駅到着。指定されたホテル
に荷物を預け、10日後に迫った「ねぶた祭」に備え、準備に大わらわのねぶ
た製造現場を見に行く。その威容と繊細は加工に驚き、熱中する職人たちの
嬉しそうな表情に嫉妬し、せめてもの気持ちと「ねぶた手ぬぐい」を購入し
資金づくりにちょっぴり協力してきた。

 ねぶた小屋を後にして向かったのが、楽しみにしていた映画館である。55
席と130席の上映スペースがふたつ。スクリーンは120インチくらいだろうか?
きっと、映画大好きオーナーが経営しているに違いないこんま、街の小さな
映画館の雰囲気は嫌いではない。その小さい方のシアターで上映されていた
のはイタリアンコメディ「家族にサルーテ!」だった。結論から申し上げよ
う。登場人物19名の名前と性格が覚えきれず、結局、ストーリーを把握しき
れなかったのだ!19人が集まり、楽しい時間を過ごした。が、翌日、集まっ
た島を出るはずのフェリーが欠航になったところから19人のドタバタが始ま
るのだ。裏切り、失望、新しい恋…などが縦横に展開し・・・ここで私の理
解力は付いていくことを諦めた。が、よく分かったことがひとつある。彼ら
は食べることをとても大事にすると言うことだ。注がれるワインには物語が
あり、騒動の中でもハンバーグで済まそうなんてことはしない。イタリアを
形容する言葉に「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!(食べ、歌い、そ
して恋をする!)」があるが、まさにその世界。それを貫くにはどれほどの
エネルギーが必要なことか!ああ、わたしはイタリアには住めんな~!
※「家族にサルーテ」のワンシーン。どこがカップルなのやら・・・?
家族にサルーテ

Posted on 2019/07/29 Mon. 06:00 [edit]

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機内の楽しみは映画に尽きる!  

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                        2019年7月22日発行 (通巻829号)
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 映画が好きである。しかし、映画館に足を運ぶのは年間、10回くらいか?
それに、テレビでの放映とDVDでの鑑賞がそれぞれ年に2,3本。つまり
年間に20本というところか。そんな私が先日、10日間に4本!という荒稼ぎ
をやってのけた!それはバルトの国々を訪ねた旅での航空機の中だった。

 今回利用した航空会社はフィンランド航空。行きは成田からヘルシンキへ
飛び、そこで乗り換えてリガまで。帰りはヘルシンキから成田まで。往路復
路ともに10時間弱だが、往復ともに2本、合計4本を観たので、飛行時間の
およそ半分は映画を観ていた事になる。ビールを飲みながら、ぬくぬくと毛
布にくるまれながら…これを至福の時間と言うのだろう。

 で、今回観た映画だが、1本は日本映画「スマホを落としただけなのに」。
まさにタイトル通りの物語なのだが、その物騒なこと、不安を煽ること…ス
マホ全盛の現代社会に一石を投じる「観て怖くなる」映画だった。

 他の3本はアメリカ映画。しかも主人公はシニアという現代を象徴するよ
うな映画だった。クリント・イーストウッドが麻薬の運び人を演ずる「運び
屋」は実話だというが、麻薬商売の一端も垣間見られて面白かった。「ジー
サンズ はじめてのごうとう」と「マイ インターン」は高齢者が主人公の
コメディ映画。高齢者の経験と知恵が活きるという観点からはシニア応援映
画とも言える。観る人に、年を取るのも悪くないと思わせてくれるのはさす
が、アメリカンドリームの国の映画らしい。加えて、これらの映画に出演し
ている俳優の多くはアカデミー賞受賞者だという。その演技力がリアリティ
をもたらしているのだと思った。

 さて、今日はこれから(仕事で)青森市へ向かいます。ネットで検索して
みたら「家族にサルーテ!」というこれもシニア賛歌のイタリア映画が観ら
れるらしい。旅先で味わう異国の物語……今週もいいスタートが切れるので
はないかと、もう期待に胸が膨らんでいる。いや、膨らんだのはお腹か?
※写真は「運び屋」のワンシーン。イーストウッドは変わらず、渋い。
運び屋

Posted on 2019/07/22 Mon. 06:00 [edit]

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4時間57分!   

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                        2019年7月15日発行 (通巻828号)
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 午後10時、NHKの中継が始まった。そして終えたのは午前3時すぎだっ
た。一体、何の中継があったのか?そう、テニスの4大大会のひとつウイン
ブルドン大会の男子決勝である。予想通り、第一シードのジョコヴィッチと
第二シードでわれらが圭くんを準々決勝で破ったフェデラーという組み合わ
せになれば、NHKだってライブ中継するだろうし、私のようなミーハーテ
ニスファンだってぜひ観たい。そして、まさに死闘とも評すべき5時間近い
熱戦が繰り広げられたのである。それを、全て観てしまった・・・!

 眠気も吹き飛び観続けられたのには、両者の技術はもちろん、闘志、そし
て振る舞いが素晴らしかったからだろう。叫んだり、卑怯(?)な技を繰り
出したり、審判に文句を言ったりということは一切なく、素晴らしいショッ
トを放ったのにガッツポーズもなく、喜怒哀楽を抑えて、ゲームは淡々に見
えるのだが、実は拍手を送りたいプレーの連続だったのだ。

 そんな中、改めて不思議に思ったのはテニスというゲームの点数の数え方。
まず点を取るとそれは15であり、次のポイントは30、しかしその次は40と
呼ばれる。本来は45であったらしいのだが、45(フォーティファイブ)では
長すぎてコールにふさわしくないという理由で40(フォーティ)になったの
だそうだ。そして、これはテニス独自のルールだと思うが、同点になると次
は2ポイントの差をつけないと勝てないこと。なので、一進一退は延々と続
くことになる。しかもこの決勝戦では、第5セットに入ると6対6になった
場合、12セットまで2セットアップ方式を続け、12対12になると初めて7ポ
イント先取のタイブレークになるという方式が採用され、まさにそれが行われ
た試合展開になったのだ。

 そんな長時間要因の全てが登場し、4時間57分という試合になったのだが、
アメリカ大リーグでは延長25回まで戦った8時間6分という試合もあったと
いう。但し、野球は9人で戦うがテニスは1人で戦うのだからどちらが大変
かと単純比較はできない。が、この長時間決勝戦。ありがたかったのは翌日
(つまり今日だが)が休日であることだ。雨模様だし…と安心してテレビの
前に居た人が多かったのではないだろうか?さて、この巡り合わせにと、素
晴らしい試合に感謝し、もうひと寝入り…といこうか。

Posted on 2019/07/21 Sun. 21:15 [edit]

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