Go!Go!あらいぐま!

団塊世代あらいぐま。楽しいことを求めて出没の記録。

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すっぽんぽん!  

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                2017年7月24日発行  Vol.152(通巻725号)
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 ドリフターズで知られるようになったが「いい湯だな」という歌はデュー
クエイセスが歌った群馬県のPRソングで、県内の4つの温泉が歌い込まれ
ているのだが、その部分は全国の有名な温泉地に差し替えられ、草津の湯だ
けが残った。まっ、なぜそう簡単に替えられたかというと、温泉の特徴を詳
細に表現する歌詞ではなかったからだ。湯気が天井からぽたりと背中に…な
んて、全国共通でどうしても特徴とはいい難いが、どんな効能や湯の特性や
温度や…を持とうが、温泉はのんびりと寛ぐところ、というのが作詞した永
六輔さんの考えなのだろう。

が、どうしても解説をしたい温泉に出会ったのですよ、先日。その特徴をひ
と言で言えばすっぽんぽんの快楽!でしょうかね~。開放度120パーセント
の温泉でした。

その名は馬曲温泉です。私は読めませんでしたが、まぐせおんせんです。長
野県の木島平という雪深い村の山間にあり、約30年前、村おこしの一環とし
て開発が行われ、辛苦の末に日帰り温泉として開業に至ったらしい。しまし、
ここまでならばよくある話。この温泉の素晴らしいのは、(パンフレットか
ら引用するが)遠く北アルプスを望み、高社山を眼前に、春の芽吹きから秋
の紅葉、冬の銀世界まで四季折々に表情を変える山間にある露天風呂なのだ。
加えて何より素晴らしいのは、天井がない、日除けがない、目の前を遮る何
物もない!正真正銘の露天風呂ということ。斜面に設けられた男湯の湯舟は
2面。湧出時39.5度の無色透明な湯に浸かって目の前の景色を眺めていると、
カラダからは疲れが、頭の中からはもやもやがスーッと消えていくのが分か
る。頃合いをみて、すっぽんぽんのまま景色に向かって立ってみると、ああ、
爽快、壮快!風がカラダを通り抜けていく。この自由感は何だ!私は自然の
一部だ。よくぞこの世に生まれけり!カラダだけでなく、心までもすっぽん
ぽんになった瞬間であった。
※本当はすっぽんぽんの私を写し込みたいが・・・自主規制や。
20170722飯山057 

風呂を出て食堂へ行き、名物のそばと笹ずしを食べた。火照ったカラダから
吹き出す汗がなかなか引いてくれないのには往生したが、季節は夏、暑いの
は当たり前と思い直す。すっぽんぽんの体に滋養を放り込んでの帰り道、馬
曲という名前は馬でもまっすぐに登れない、曲がり曲がり歩く…ほどに急峻
な地形に由来するのではないかと想像しながら、しっかりと、また来たいと
こリストにも追加した。

Posted on 2017/07/24 Mon. 07:21 [edit]

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謎の「正」の字。  

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                2017年7月17日発行  Vol.151(通巻724号)
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 スマホとは別に小さなメモ帳も持ち歩いている。その月別カレンダーの日
付欄に「正」の字の記録がある。記録なしの日も多いが、多くは一か二で、
たまに三。正(五)が書かれた日はごく稀で、ここ数ヶ月、記録はない。で、
この数字が何を意味するかというと…。

 もちろん、あの回数、つまり、他人に施した親切の数ではない。拾ったゴ
ミの数でもない。ウソをついた数(はあり得るか?)でも、いわんや公園の
鉄棒で行った懸垂の数でもない。白状しよう、早朝ウオーキングの際に出遭
ったニャンコの頭数である。今年5月1日のこのメルマガに「東面の窓に猫
がいる」と書いたが、そうなのだ、早朝ウオーキングの愉しみのひとつはニ
ャンコとの出遭いで、その遭遇の記録というわけ。もちろん野良が多いので
目が合えばサッと走り去って行ってしまうのだが、それでも嬉しい…私は重
症のキャットロス患者なのである。

 こんなにも遭遇を希求することになったのは、わが家の近くに棲みついて
いた黒猫が失踪して以来だ。その全身真っ黒のメス猫は必ず年に2回は出産
し、ミヤオミヤオという可愛い鳴き声を聞かせてくれ、それはほとんど風物
詩であったが、悪い居住環境と食糧事情から生き残るのは数匹で、それらが
親猫と戯れる姿を眺めるのは私の快楽のひとつであった。その一族がある日、
忽然と姿を消し、私のニャンコ行脚はその頃から始まった。だから先日、尾
道の千光寺近くの階段小路で子猫が母猫の乳房にむしゃぶりついているのに
出くわした時は本当に嬉しかった。
※子猫3匹、むしゃぶりつくの図。母猫の表情がいい。
20170701尾道~倉敷072 

 スケジュール管理がパソコンとスマホに代わって久しい。その記録機能は
感動もので、私のアリバイはきっとパソコンが証明してくれるだろう。が、
その素晴らしい機能にどうしても欠けるのがメモ機能である。サッと電話番
号を、買った名物団子の値段を、走行中に出会ったサイクリストが乗ってい
た素敵な自転車のブランド名を…記録するにはやはりメモ帳なのだ。そして
今、メモ帳の最後のページには7月22日ノーブル飯山4,500円の文字がある。
今週末は長野県飯山市に出かけ、予約したホテルの名前と料金だ。さあ、そ
の続きにどんなメモが書かれるのか?そんな期待がカレンダーをめくるエネ
ルギー、かな?そして、どんな正の字に出遭えるのか、が。

Posted on 2017/07/17 Mon. 06:51 [edit]

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雨が止んだら・・・。  

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                2017年7月10日発行  Vol.150(通巻723号)
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 これは「異常なのだ!」と思いたいが、日本列島の災害連鎖が止まらない。
テレビで誰かが「地球の平均気温が1度上昇すると災害は30%増える」と言
っていたが、そんな確率は間違いであって欲しい。九州豪雨が止む気配を見
せないが、雨よ、とにかく止んでくれ!

 豪雨、驟雨、にわか雨、霧雨、氷雨…雨を表す言葉は多く、こんなところ
でも、日本人の、あるいは日本語の豊かさを思うが、7日の読売新聞で「洗車
雨(せんしゃう)」という言葉を知った。七夕の前日、陰暦7月6日に降る
雨のことをそう呼ぶらしい。その意味は実にロマンティックである。引用を
続けよう。牽牛は翌日に織女と逢う準備で、乗っていく牛車を洗う。その飛
沫が雨となって地上に降るのだという。1年待った逢瀬である。洗車する牽
牛の気持ちが推し量られ、そんな雨なら濡れてもいいや、と思いつつ、違う
洗車雨のことを思い出した。

 五木寛之の短編集に「雨の日は車をみがいて」がある。本棚を探したが見
つからなかったのでもう処分してしまったのだと思う。で、内容の記憶が曖
昧なのだが、確か、五木が乗ったいろいろな車をテーマにした短編集だった。
その中に、洗車(当然のことながら当時は洗車の後にワックスかけをする)
した翌日に雨が降ると怒り出す男がいて、女はそれに幻滅して去っていく…
という話があった。私は男に同感しつつ、雨が降ってもそれを嘆かない男で
ありたいとこころに誓った記憶がある。まっ、武士は食わねど…の心境です
な!

 ところでその洗車が私は大好きである。約2年前に買い替えた車は白で汚
れは目立たないが、その前の車は蒼色で、頻繁に洗ってあげたものだ。もち
ろんコーティングをしてあるので洗剤なしの手洗いとの指示を忠実に守り、
付き合った13年間、一度も洗車機を利用したことはない。白に代わって頻度
は落ちたものの手洗い専門は変わらない。残念なのは、私が流す洗車後の水
はただ地上を濡らすだけで、雨のしずくにはならないことだ。が、誰かに逢
いに行くために洗う…そんな機会にはめぐり逢いたいなどと妄想しながら七
夕の日も洗車をした。その時に思いついた一句…
洗車雨に またでかくなり ぼうずの頭(ず)    中尾芭蕉
※雨の日の猫は、眠いはずなのだが・・・・。
雨の日の猫 

Posted on 2017/07/10 Mon. 00:19 [edit]

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あまやどり。  

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                2017年7月3日発行  Vol.149(通巻722号)
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 タチアオイのてっぺんがまだ咲いていないのだから…と覚悟して出かけた
のだが、半日に3度も雨宿りを強いられたのは想定外だった。

 その朝を私は松山市内のホテルの一室で迎えた。窓を開けると外はやわら
かな雨。これはすぐに上がるだろうと思われた。昨晩から監視していた天気
の3時間予報は午前6時までは雨でその後はずっと曇り。おー!その通りだ!
と安堵して朝食を取り、午前7時半、自転車にまたがり出発。目指すはしま
なみ海道の終点尾道である。距離はおよそ120キロ。久しぶりのロングライ
ドに不安はないわけではないが、走りたい気持ちはそんな選択をさせた。

 が、走り始めて10分。まだ市内を抜けないうちに最初の豪雨がやってきた。
あわててとあるビルの駐車場に逃げ込んで雨宿り。通勤通学のチャリダーも
大慌てだ。が、10分、15分と時間が経過するうちに、ビルの前を行くチャリ
ダーの誰もがしっかりとレインコートを着込み、見かけは悠々と走っている
ことに気付いた。笠を差している人は…あれ?いない!雨が予想される地域
だからなのか、指導が徹底しているからなのか?その理由は後者であるらし
いと後で気づくのだが…。

 さて、私はレインウエアを着込み、小止みの中を再出発。雨は徐々に上が
り、ウエアが暑く感じられる。こりゃいけん!とウエアを脱ぐ。その頃、道
路は市内を抜け、海沿いの気持ち良いエリアに差し掛かっていた。雲のため
に空と海の境目があいまいになり、薄いブルーの絵の具を流したような光景
に、こんな海もいいもんだ…と、旅人は気楽である。

 が、ほどなく2度めの豪雨。逃げ込んだのはパチンコ店(ダイナム)だっ
た。店頭の駐輪スペースは大きく、ベンチもあって快適。ここで待っている
間、次々とお客さんが店に入っていくのに驚いた。まだ、金曜10時前だよ!
ここでも30分を過ごし、雨の切れ目に走行再開。遅れ気味の行程を気にしな
がら走っているとまたも雨!今度の逃げ込み先はサークルKだった。お馴染
みの100円コーヒーを飲みながら待つことしばし。雨が止み、急激にガスっ
て来た。おっ、これは晴れの兆しとほくそ笑んでいると店のおねえさんも
「こりゃ晴れるは!暑くなるよ!」宣言。まさにその通りで、走って間もな
く霧は晴れ、しまなみ海道の始点にたどり着いた時にはピーカンであった。
そしてその後、尾道、倉敷、岡山あたりを走ったのだが、雨に悩むことはな
く、代わりに暑さと戦って無事、230キロほどの旅を終えました。結果的に
雨宿りは走るばかりの私の旅の小さなアクセントになりました。たまには休
むことも、そう、必要なんですね!
※まるで墨絵のような光景を眺めながら走る贅沢。
20170630.jpg 

Posted on 2017/07/03 Mon. 00:00 [edit]

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焦る必要はないよ、タチアオイ!  

■■■Monday あらいぐまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                2017年6月26日発行  Vol.148(通巻721号)
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 怒涛の一週間が過ぎて、今日は2回目の月曜日。いつものようにパソコン
の前に座っている。ラジオ体操をしている頃に降り始めた雨も小降りになり、
今は、雨が全ての雑音を包み込んでとても静か。興に乗ってユーチューブで
ショパンの「雨だれ」を見つけ出して流してみた。演奏はアシュケナージと
いう贅沢な朝。

 ところで、この時期によく見かけるタチアオイという花は、梅雨入りの頃
に咲き始め、てっぺんの花が開く頃に梅雨が明けると言われている。去る22
日、沖縄の梅雨が明けたらしいと発表されたが、その日の朝、川口市内の新
芝川沿いに咲くタチアオイの花は、幾本かはてっぺんまで咲き、幾本かはま
だ頂点に達していなかった。関東地方はもう少し待て!ということですな、
これは。

 その沖縄には「夏至南風(カーチーベー)」という言葉があるらしい。梅
雨明け直後に吹く、湿気を帯びた南~南西の比較的強い風をさすらしいが、
いよいよ夏の到来を予感させるいい言葉だと思った。同じ沖縄では「南風」
を「パイカジ」と呼ぶが、この発音と全く関連性がないようなのが不思議だ。

 さて、話をタチアオイに戻そう。「アオイ」といえばまず思い浮かぶのが
「葵」。そう、徳川家の家紋にもなっているあの植物だが、あれは「三つ葉
葵」と言いウマノスズクサ科のフタバアオイを図案化したもので、フタバア
オイは通常葉の数は2枚で、三つ葉葵は架空のものであるらしい。そして、
タチアオイはアオイ科に属し、別名をツユアオイと言うそうだ。その花言葉
は「野望」や「豊かな稔り」。あのズンと天に向かって伸びる勇姿にはその
風格があるなあ。
※これが新芝川沿いのタチアオイ。てっぺんに届いた花もあるが・・・。い
いさ、ゆっくりで!
タチアオイ 

Posted on 2017/06/26 Mon. 09:28 [edit]

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